番外編

番外編①一族テンプレ紹介

本編が完結したので、不定期で番外編を更新していきます。

Twitterで情報収集をしていたある日。わらび餅さん(@warasika)作の素晴らしいテンプレートに巡り合ったんですよね!
使用・転載の許可をいただき、この記事を書いている次第です。ありがたい話です。

あまりこういう形でキャラクターを見ることがないので新鮮ですね。
じゃあ、行ってみよう!

初代+二世代目(創世記)

与一は当たり障りない感じ。親との関係項目は悩んだけど、消しました。親は好きだけど、自分を置いて死んだ(囚われた)両親を鬼と同じくらい許せないっていう設定です。愛が欲しいだけなんです。

これ、黄川人の思考や行動論理が意図せず被ってたんですよね…。ちょっと嬉しかったけど、「そりゃ第三の朱点童子だ…」という納得感も出てくる複雑さもあります。

家族と神に偏向してる。この時代の人らしいと思うんですよね。住む町も家も何もかもがボロボロで、家族と赤い火と神が生きるための救いという。この時代の京で、一族外に関わる人が数えるくらいの人しかいないからこそ。

朱は静匁木一族で唯一「自分の家が嫌い」な人。あとほぼ全てが「嫌い」寄り。鳳あすか様と子供だけ好き。何もかもが「嫌い」の原因は父親のせいでも姉のせいでもあるんですが、一番は次の人かな。

小豆です。朱の異母弟にあたるのですが、目の上のたんこぶです。でも小豆自身って、びっくりするくらいに安定しているんですよね。ほぼ中央値って。心がないわけではない。人間性がないわけでもない。
ただ「大木」のように、そこに「いる」んですよね。

これを受けて描いたのが、

これです。(※二次創作です)

朱は負けず嫌いでもあるから認められると嬉しいけど、誰かからの「承認」がないと自分の価値を感じられない。だから嫌いループに入るんだろうな。

逆に小豆は安定してるけど、「つまらない男」と思われそうな一面はあるかも。だからこそ、朱のようなタイプにも一目置いてるんじゃないかな。

三世代目(従兄弟組)

世の中にはこういうストレートな人間がいてほしいものです。
この結果になるのは、千種の感情のハードルが他の人よりもべらぼうに低いからです。

例えば、「勉強」というカテゴリがあったら「嫌い」に位置するでしょうし、「食事」なら「好き」でしょう。0と1しかない。
だから、この項目で見るとポジ寄りの人間に見えるというカラクリなんだと思う。

浅葱の忠心振れ幅デカイな。成長したイメージ強いしね。浅葱って周りの癖が強すぎてこういう成長をしたとこあると思う。戦を好きになることはなく、「誰かのために剣を振るう」ことに意味を見出したんだろうなあ。

他の世代だとどういう成長したんだろうね。杏世代に出張とかどう?(地獄)

青磁は謎がある方が魅力的ですね。「相手に答えを選ばせる」タイプでもあります。そんな生き方ができるから、他人の人生ブレイカーになるんだよ。本人の人生もぶっ壊れていますが。

あとは、本気の「嫌い」の感情は見せないと思います。他人につけ込まれるから。

四世代目(大江山世代)

結構普通の人間らしいんじゃないでしょうか。積極的に上に立ちたいタイプじゃないけど、責任感は強い。だから、当主の心労を抱えていたんだと思う。

ただ、元々自分に自信がないタイプではないことも確かで。クラスで一番頭がいいと思って進学校に行ったら、下層になってしまった。そんな感じの人間で、元々あった自分の良さが、もっと抜きん出てる人たちによって「良い」と感じなくなってしまう人間なんじゃないかな。

そして、こう。(※二次創作です)

他人の人生ブレイカーの影響をモロに受けた男!
だから柿の目を通して見た青磁が一番かっこいいと思うし、柿の目を通して見た路考と竜胆はここが私のアナザースカイだと思う。

意外と好き寄りの項目が多くてびっくりした。親の浅葱と同じく、徐々に当主への忠心が上がっていきます。路考の場合は、「相手の苦労を知ったから」なんですよね。

あと路考は息子と仲良いと思ってるんだけど、びゃっくんからしたらそうでもないのがミソ。親の愛を全て、子供に正確に伝えるのは難しいものですね。

「楽しい/怖い」「嬉しい/辛い」という感情には疎いですし、「自信」という感情とは無縁だと思います。そして親の青磁、娘の紫陽花のどちらとも仲が良いと思っているのは竜胆だけです。そういうところにも感性がちょっと違うな、と思います。

鎮メ鬼と交流できるようになってからは、少しずつ「嫌い」や「苦手」という感情を知るようになったんじゃないかな。今まで靄がかっていた感情に初めて名前がつくんです。

五世代目(不死鳥世代)

戦運びが慎重になった。あるがままに生きていたバミから自由を奪ってるのがいいんだよね!それを経て、枠を知った上で遊びきる「自由」を手にしたんだと思う。

バミはおそらく逆境に立つことで、人としての深みが増していくタイプです。もし普通に生きていたら、小粋で格好良いおじさんになっていくんじゃないかな。

びゃっくんのイメージは研究者なんですよね。好きなことにストイックで他はズボラ、狭い交流を好む…っていう。
狭い付き合いもいいのよ。楽しければ。

そういう一人遊びが得意なのは、親にあまり甘えられなかったからです。でもびゃっくんが親になったとき、それを反面教師にして「完璧」に振る舞えたかというと、そうじゃない。

びゃっくんの息子の木枯は、寂しさを覚える前に忠誠を誓う相手を見つけたので、同じ轍を踏まなかったのだと思います。

まあなんていうか気難しいんですよね(※二次創作です)

アンジーのメインヒロイン感すごいな。
成長を一番感じる一族だけど、心はずっとブレていないのがアンジーの良さです。静匁木一族内でも珍しいタイプ。

真名姫に一度倒されたというのに、戦いを嫌ったり、自信をなくしていないのが凄いんですよね。

普通、自分を倒した相手に3度も戦いに行かないです。それなのに、奥義まで創作しちゃうんだから。「過去の”私”の屍を越えてゆけ」を体現できるのはつよい。

六世代目(孔雀様政権)

戦いへの自信は意外と揺れます。リーダーとしての素質に疑問を抱いたときとか。その足りないところを補強するのが木枯であり、相思なんです。誰かが周りにいるから、トップがある。

あと天界に対して厳しめなのは、自分が生まれたルーツを知ったからでもあります。やっぱり2年弱しか生きられないのは、彼女にとって堪え難い苦痛だったんだろうな。だから永年の命の氏神には肯定的です。

ブレない。本当は当主への忠心を突き抜けさせたかったけど我慢したくらい。

木枯って慣れたら割と接しやすい方だと思います。どの世代でもやっていけそう。その場合、孔雀様ではない「主人」を見つけるんでしょうが…。

最期まで「主人」と認めて弔うことが出来る相手は、孔雀様だけなんじゃないかな。(※二次創作です)

氏神否定派なのに、氏神になったんだよなあ。とにかく家族愛が強いです。

戦闘は暮らしの一部で、好きとか嫌いとかいう概念じゃなかったのかも。孔雀様と木枯についてくのは楽しかったんだろうね。みんなで同じ目的を持って、進むことが楽しいっていうか…。

だから、自分の心が周りと違ったとき辛かったし、「戦がなくなって、みんなでワイワイ過ごせたらな」と思っていそう。

七世代目(髪世代)

自分で自分の首を絞めていく男。言動とは別のところに本心があると、壊れてゆくんだなあ。

意識的にテンプレの左側の方の心に寄せることはできます。そのとき、”杏”という人間はいません。いるのは、”与一”です。

当主ではなく初陣の、まだ子供だった杏が拙くても一生懸命考えた「疾風剣杏」。これが太照天昼子への最後の決め手になったことを、獅子王静匁木は知っているのかな。

みるみるの忠心と討伐の振れ幅デケエ〜〜〜!
情緒不安定に見えるけど、本当のみるみるって快活だと思うから、これは低確率の事故だったのでは…?杏という特急列車にぶつかったんだ…。ある意味、レアな経験してる。

みるみるは自分に自信があって、杏のことも嫌いじゃなかったから現状に納得がいかなくて…。「センターを取られたアイドル」って表現がめちゃくちゃしっくりくるんですよね。センターになりたい人に、「センター以外でも輝けるよ」なんて酷な話だよ…。

アヤメの振れ幅もデケエ〜〜〜!
元々はみるみるへの憧れから始まって、一気にスターダムにのし上がったんですよね。「いちファンがアイドルに憧れ、アイドルになってセンターを取った」みたいな感じ。

みるみるを全面サポートしたい一方、独占欲もある。だから、みるみるを手放したくなくて氏神にするかを決められなかったんですよね。

杏くんに取られたくないし、でもみるみるはそれを望んでるし、あなたはイツ花さんの名を呼ぶし…せめて爪痕を残したくて、あなたを紅で汚しちゃった。ごめんね。気持ちよかったよ。

お互いによごれているところが見えてなくて、偶像合戦みたいになってる(※二次創作です)

八・九世代目(再生編)

江戸…これを見ても良い奴なんだよな……。明るいし気遣いできるし、誰かを責めたりしないし、ハメはずしそうで堅実だし、頼れるし……。影のない陽キャ好き。だからこそ、唯一「ん?」となる要素の、天界派という点がもの凄く歪に感じます。

氏神に肯定的だけど、海松が氏神になったことをどう思ったんだろう。「せめて昼子様の元で長命を」という意図でイツ花は海松を昇天させた。海松が死んだのは江戸が生かす命を選び、海松がそれに納得したから。

天秤にかけられた命は天界にいったけど、天秤にかけた側の命はどこかに逝っちゃったよ。

自信のなさと面倒くさがりが混ざった感じ。阿朱羅に敗北したことで「喧嘩上等」らしい性格も見えたけど、基本は「こういう信条にしてた方が当たり障りないでしょ」みたいな思考なんだよね…。

クルミって素質もステータスもかなり高いし、戦闘でも抜群に活躍してるはずのに何故かあまり目立っている気がしない。それが器用な生き方なのか、自分に枷をつけてるのかがわからなくて面白いです。

相当キレてないと阿朱羅戦の時みたいにはならないから、怒らせないようにしよう!

優等生代表って感じ。基本的に自信があるので、「自分なら出来て当然」って思考だし、そこに至るまでの努力は惜しまないです。拳法家じゃなくたって活躍できる、って思ってそう。

昼子に対しては、努力家であるところを評価しているんだと思う。振り回されていたことを当初は腹立たしく思っていたけど、そうせざるを得ない過去を持っていることを察してからは、結構昼子に対して甘いと思うんだよね。

消極的です。だけど、譲れないものや許さないことがあったときに燃え上がれるだけのパワーはあるから、最後の当主として生き抜けたんだと思う。

最終的に家族も京も天界も好感度が同じになるのがミソですね。好きにも嫌いにもならない。

割と三年後の時点で江戸に対しては心の整理をつけてそうな気はする。(※二次創作です)

当主への忠心以外、全部高いよ!
おそらく嫌いなものもあるし、苦手なこともあると思うんだけど、まだそれに出会っていない…というのが正しいかな。

ときわが苦手だと思うのは、自分よりも強い相手?それとも得体の知れないもの?いや〜想像できない。想像できないところが、「太照天昼子の娘」という感じ。

もはやイメージでしかないんですけどね。父と母、どちらとも喧嘩するけどどちらのことも好きだし仲がいいと思っていそう。

討伐に出たことはないけど喧嘩は好きだと思うので、腕試しをいろんな人たちに申し出てそう。それこそ、選考試合の面々とか。どうしても喧嘩で友情を築きそう…と思ってしまう。目には見えないけど母親の信条が遺伝してるのかな笑

まとめ

このテンプレを作成していて思ったのですが、俺屍はいろんなキャラクター性を考えるきっかけにもなりますね。

静匁木一族は偏っている方ですが、「私が長く愛し続けられるキャラクター」と考えると腑に落ちます。

私の理想に一番近いのは、黄川人と昼子なんですけどね!特に昼子、キャラとしての属性が最高です。小説版を読んで一層思いました。

命を燃やして生きる強者へ立ち向かうには、同じくらい命を燃やさなければいけない。
そして、そんな風に生きていられるのは、きっと心が若くないとできないこと。

そう思うと、今更ながらこの「不敗神話」というタイトルは合っていたのかな〜と思います。

みんな負けないで。燃えていて。
心が老いた人間から、灰になる。