打倒大江山編

1019年8月 出陣・白骨城

出陣・白骨城

健康度30代にまで下がった蘇芳。

女の子だから今月は持つのかなあ。

 

今月は白骨城!

8月は帝主催の選考会があるのですが、やっぱね、ラスト出陣が模擬戦はちょっと違うんじゃないかと思ったわけよ…。

蘇芳は祖父母である源太くん、お輪ちゃんと直接触れ合ったわけではないけども、夕子様から語り継がれた彼らの顛末については初代与一の口から聞いてよく知っているだろうしね。

そう、今の静匁木一族は鬼と戦うために生きている。

ラスト出陣だからこそ戦場へおもむく!

 

帝、ゴメンな…。

幹事としては不参加が一番つらいことを知ってるけど今月は駄目なんだ…!

「昨年から楽しみにしていたにも関わらず、今回はこちらの都合で参加することが出来ず、大変残念に思っております。次回こそはバーンとォ!参加したいので、是非またお誘い頂けると光栄です!」

「次回っていつの次回だよ…」と思いながらもイツ花先生にご指導いただきながらお手紙を書かされる小豆。

流石に来年からは媚び売っていかないとな…。

 

あと出陣前に千種選手をドーピングします。

理由。当主だから。

 

さて、俺屍には様々なランキングがあります。

心技体の各属性のステータス値ランキング、戦勝点ランキング、交神回数ランキング…などなど。

その中に素質点ランキングというものがあります。

素質点とはポケ◯ンでいう個体値なんですかね。点数が高いほど強い才能を持っているのではなかろうか。

で、この素質点ランキングなんですが、現在千種選手が単独首位です。1人だけ4桁です。区間賞ですよこれは。

おそらく素質点は親神様の奉納点と比例するのでは、と考えております。

だって赤髪三銃士の親神様みんな奉納点1,000切ってるのに、千種の父親の火車丸様は奉納点2,000代だからね。

この流れから予測すると、交神の順番が遅いほど奉納点の高い神様と交神する可能性が高いのではないかと思います。

 

ということは。

長男長女よりも彼らの弟妹たちの方が強い素質を持って生まれる可能性が高いのでは?!

兄より優れた弟などいない、とは言いませんがあまりにポテンシャルが違うとショックじゃん?

そんなあなたにはこれ。

強壮◯◯薬シリーズ〜〜。

これ何なのかよく分かんなかったんだけど、ポ◯モンでいうタウリンとかマックスアップにあたるのかな。各素質を向上してくれるそうです。

では早速。ふしぎなくすり飲まされて。

スーパー当主(予定)に変身してください。

薬はあるだけ適当に使いましたが、本来は各個人の特性に合わせて服用すべきなんでしょうね。…こまけえこたあいいんだよ!

今後も当主はドーピングします。鬼との戦いに出場禁止や失格はないからね。

ルールの世界で戦ってねェんだよこちとらよォ〜。

あ?!もしかして選考試合出場停止になるのでは?!?!ヤベェよ…ヤベェよ…。

 

 

では、2ヶ月前に燃やした思い出の白骨城に再出陣です。

熱狂の赤い火、最後に蘇芳に見せたかったけど駄目だったよ…。

だったらねだるな、勝ち取れ、さすれば与えられん精神で向かいます。

こちとらドーピングまでしてるんだぞ!

 

悲しいことに、蘇芳のドクロ大将への攻撃が2桁ダメージになってる…。2ヶ月前はドクロ大将の群れなんて、一撃で倒せたのに〜〜……。

目に見えて弱っていると堪えますね…。

それをカバーするように千種が弓で射抜くのがGOOD!

そして、ブンブン刀を手に入れたよ!

何この名前…とは思ったけどまごう事なき薙刀です!

早速蘇芳に装備すると、またドクロ大将を倒せるようになったよ〜!やったぜ。

オラオラ、こちとらまだ終わってねーんだよォ〜!

蘇芳は初代与一の死に際に初代の名を継ぐと言い始めるような、自ら縛りプレイを生み出す不退転の子なのでまあへこたれないですね。

初代は「当主」としての自分を蘇芳に、「武人」としての自分を朱に、「男」としての自分を小豆に託したんだと勝手に思っています。

 

あと武器といえば、槍・笹の葉丸も手に入れたよ〜!

小豆やったじゃん!属性武器だよ!

今日手に入る武器どれも名前が面白いな。

笹の葉なのに長槍。竹じゃん。刀身が笹の葉の形なのかな。

七夕シーズンなら笹の葉丸に短冊をつけて出陣出来たのに!惜しい!

 

そして術、二つ扇!

火の術らしい。もはや執念で引き寄せたと言っても過言ではない。

運命には抗っていかないとなあ!!

 

戦利品を両脇に抱えて帰宅します。

運命に抗って今月は生き…

 

イツ花ちゃんが当主、蘇芳に駆け寄ります。

最期の時です。

蘇芳の人生を振り返って最期の言葉は…。

……………。

……これ書いていい?

マジで泣いた。

 

蘇芳は手持ちの術をほぼ全て習得しています。

覚えていないのは高等な術。

そのうちの一つが花乱火です。

 

プレイヤーの妄想で蘇芳に火に関する設定を与えたからには、花乱火だけでも覚えて欲しいと思っていました。

お輪ちゃんたちと同じように花乱火を使い、みんなを導く存在になってほしくって。

でも結局こんなの私の妄想だし、素質的にも厳しい。最終的には健康度によってステータスも下がってきていたので諦めていました。

 

それで、この遺言。

まあ泣くよね。

蘇芳は諦めてなかったんだって。

私なんかよりずっと花乱火を覚えたがってたんだって。

負けてたのは私の心で蘇芳は負けてなかったんだって。

 

悲しみの中逝ってしまう蘇芳にかける言葉が思い浮かばなくて、それでも思いが通じてたという奇跡に感動して、二代目静匁木与一こと蘇芳の幕は閉じられました。

蘇芳も………花乱火を覚えてみんなを導きたいと思ってくれてたのかな。

 

蘇芳は二世代目の中で一番落ち着いていて、武も術もそつなくこなす子です。そして長所でもあり短所でもある盲目的な程の火への情熱。

きっかけは初出陣の時の熱狂の赤い火とその恩恵でしたが、それが次第に蘇芳の中では火そのものが希望の光や象徴に変わっていったのかもしれませんね。

迷った時の道標になるように。

だから白骨城も彷徨える魂を天界へ導くため、城ごと火を灯したのかもしれません。

さらっと放火をいい話風にするな。

 

蘇芳は理想が大きかっただけなんです。

しかし、現実もよく見えていただけにそのギャップを受け入れることが出来なかったのでしょう。

その不安が火への信仰として現れたのでしょうか。

 

そんな母の姿を息子である千種はずっと後ろから見ていました。

ブンブン刀を手に入れたことが千種なりの母親への愛の表現だとすれば、弱っているという現実を乗り越えるための一つのアンサーだとすれば、彼は母親の最期の言葉をどのように受け取ったのでしょうか。

「花乱火」とは蘇芳にとっての何だったのか、何を望んでいたのか、千種にしか出せない答えがあることを信じて、理想と現実の狭間で揺れ動く当主の指輪を彼の手に託します。

 

母亡き今、三代目当主として優しく逞しい獣に育ってくれよ、千種くん。

蘇芳、二代目当主の任、お疲れ様でした。

▼おまけ

+蘇芳まとめ漫画