1021年7月 出陣・白骨城

浅葱がつけたリンドーへの訓練結果やいかに!

いいじゃん。

特注剣・鎮メ鬼が届いたようです。

竜胆、その剣大事にしてくれ!頼む!一族のほぼ全財産だから…!

そして相場!これが気になるんだよ!

もっと熱くなれよ!

さて、浅葱の健康度が…。
これが最後の任務になるんでしょう。

竜胆への指導をもう一度頼む。今度は大江山の話を竜胆に聞かせてあげて。

そして今月も漢方を飲むつもりは…ない。浅葱は覚悟が出来ている。それに自らの運命に向き合いたいと思っているだろうから。

さて、先月手に入れた魚鱗の羽織…路考がソワソワしているのでお着替えしましょう。

……ない。

路考〜〜〜〜!魚鱗の羽織は踊り屋専用だってよ〜〜!!!

路考
ガーン
路考
おれ、実は踊り屋だったかもしれない
現実を見てください。踊り屋にはなれません。
路考
なんでなれないんだ踊り屋〜!

とりあえず写真を撮ろう。めちゃくちゃ可愛いやつで。
男しかいない一族だから今までひな祭りフレームを避けていたんですが、なんかもういっそアリかなって思えてきました。いやアリでしょう。
男がカワイイを選んだっていいじゃない。

なんか笑っちゃう。でも面白いからオッケー!
ひな祭りは厄除けの意味もあるらしいので、白骨城の大ボスに挑戦する柿たちへの願掛けにもなっていると思います。

では、張り切って大ボス討伐に臨みましょう。

出陣・白骨城

流石に4ヶ月連続で赤い火はないか。

お宝コーナーに立ち入ります。
路考先生によるお宝チェック(ただし好み)が入ります。査定をどうぞ。

路考
ジジくさい

路考
これが良いーーー!キラキラしてるだろーー?!
踊り屋専用ですよきっと
路考
あ゛あ゛ーーーーーーー

二度目の腹巻を見て混乱し、千鳥足になる柿。

なんで腹巻なんだ?なぜ腹巻がここに?私が腹巻?
青磁
めんどくさいから早く起きて

真名井ノ兜、これは嬉しい!二つ目です!
確か剣士に装備出来たと思うので、これは竜胆用ですね!

路考
おれが持って帰ってやんねーとな!
路考
って重ッ?!
青磁
ひ弱〜
路考
うぬぬ…き、きたえてやる…

蛇えぼし…これは路孝先生的には考えあぐねるところですね…。

路考
うーん…おれにはちょっと普通すぎっていうか
どこから来るんです、その自信は

しこたま宝を回収した後、英霊の間にやって来たぜ!
とりあえず、いつも通り様子見で少し進んでから回復を……

足を動かした瞬間に髑髏とご対面。
おい…………。

痛みを感じるから先に回復したかったんだよ!
まだ一歩しか足を踏み入れていないんだが?!何ですぐに声かけてくるんだよ?!?!
お声かけに余念のないアパレルショップ店員か?!?!

奇遇だな。私たちも忘れちまったぜ、満足なんて言葉…。
大江ノ捨丸に関する黄川人くんの逸話は聞かなかった気がするんだけど、大江山で果てた死者の残留思念なのだろうか。
悪いがまだ人なんだ…一族は…。

薬とお金。赤い火がないとこんなもんよ…っていうか、朱ノ首輪がスロットにあるということは、お前もまだ神じゃないか。
何が残留思念だよ。概念の域には到達していないみたいです。
なんかかわいそうな神の成れの果てって感じがするので、今回は無理だけどいずれ解放してお家に帰らせてあげたいですね。

意外と体力は大丈夫そうですね。良かった。
なら回復は後回しでいいかな。

じゃあこれで。双光青磁斬。もうどんな相手だろうと青磁の才覚に頼りきりの姿勢。
敵も前列が三体ということだったので、なおさら奥義がいいと思います。

いけ〜〜!

骨の嵐…耐えられないものではないけど地味に痛い。
柿があまりダメージを食らっていないところを見るに、骨の嵐は術ではなく通常攻撃という扱いかもしれない。
仮に術なら、柿の体力はもっと沈むはず。

ここは路考にお雫。

えっ柿に有寿の宝鏡を向けるの?
青磁じゃないんだ意外。

じゃあ柿を写そう。
忠心不安定マンだけど、柿のことは嫌いではないんだね。

骨が地味に痛いんだが!
一つ一つはそうでもないのに、三体で重ねられるとキツイ。

力を溜めるのはやめろ。
それは悪羅大将の専売特許だぞ。恨み足もいたか。

青磁…やる気満々なところ申し訳ないけど

お雫で。
青磁が結構骨の嵐のダメージを食らうんですよね〜。青磁に不安を覚えるのは初めてです。

相手が力溜めをするなら、柿は武人で己を高めよう。

お前もか!
頭蓋骨どもはもっと肩の力抜けよ!肩ないけど!

路考の攻撃で右髑髏を撃破!良いダメージ!

この数回に分けて微妙な攻撃を食らわせてくるやり方、小賢しいです。
いたぶりたいと言っていただけありますね。いやらしい。

こちらもじわじわ回復します。
青磁にはお地母をしてもらおう。

そして柿が左髑髏を撃破!
残るは真ん中のみ!

本体だけあってか、路考の攻撃がさっきより通りづらくなってます。硬いなあ。

あれ?!何で右髑髏復活してるんだよ!

そして小賢しい攻撃…。
コレが嫌で左右から処理していったのに…。

イライラしながらお地母る青磁。
これは…沼試合の気配がする…。

路考もお地母って〜。

もう真ん中髑髏の一点狙いしかないですね。左右のアクセサリーは放置。

てい!
武人が積み足りない気がする。

左髑髏もお戻りなさって骨の嵐〜!青磁にめちゃくちゃ効いてるんだが?!
やっぱ骨の嵐、通常攻撃でしょ絶対。この被ダメージ、そうとしか思えない。

路考は有寿ノ宝鏡で柿の高い体の土を写したからこのダメージで済んでいるんだと思う。
あれ、有寿ノ宝鏡って味方の技の4属性ステータスを写すアイテムじゃないのか?
自分で言ってて矛盾に気づく…このパラドックスとは…。

そしてまた青磁に攻撃される…。
いまだかつてない。こんなに青磁が狙われたことは。
大江ノ捨丸のターゲティングは本当に素晴らしいですね。嫌味なところを狙ってきますね。
青磁はプライドが傷つくね。

アグレッシブ路考なんだけど、

青磁を回復してやってくれという柿の指示。
青磁のプライド〜〜!

骨の嵐を食らったあとに青磁の進言を却下して、当主へ武人。
プ、プライド〜〜!

青磁、また攻撃されるしね。本当厄日だ。ひな祭りで厄落としとは…。

そしてさらに武人を積む柿。今、青磁の力を活かすには、サポートを任せた方がいいのではという作戦でいるので…進言を却下している以上は、成果をきちんと示さないとね。

路考は相変わらずアグレッシブです。

絶妙に終わらないこのマッチング…。「もう見た」と言える光景が永遠と流れている…。

もう一族のみんなの頭の中では蛍の光が流れている。白骨城閉店のアナウンスさえ聞こえる。マジで閉店してると思う。
多分、黒ズズ大将とかもう白骨城から帰ろうとしない部隊の整理に入っているでしょ。「7月も終わりなので今月はもう閉店です」と店の大将らしく7月入場部隊として来ている来訪者に注意換気してるかもしれない。

なのに解放してくれない大江ノ捨丸…。何故…何が大江ノ捨丸をここまで縛り付けているんだ…。

とりあえず炎系の術がいいのかなと思い、お試しで二つ扇を。花乱火ではないところがもうやる気のなさを表していますね。

骨の嵐みたいなダメージだった。

路考がお地母を出してくれた。そういえば、お雫とか円子とか全然言ってくれないよね、君。

ワンパターンというか完全に”ハマってる”状態な気がする。このループ世界から永久に抜け出さないんじゃないかとさえ思えてくる。
打開しなければ。

かわされたーーー!
柿ー!青磁のプライドをへし折ってまで高めたんだぞー!
なんとかしてくれこの状況を!

青磁が地母った矢先に

路考が攻撃される。

自分が傷ついた時にはお雫を出す男、路考。
この生存欲の強さ、イイぞ〜!

あ、これ路考の有寿ノ宝鏡の効果切れたんじゃないかな。被ダメージ量が上がった。とっとと終わらせたい。
今度こそ…!

おらよ!

お、、

よーしよしよしよしよし!!!!
結局骨の嵐以外の技はなかったですね。
特にピンチもない割には、沼みたいな試合でした。
永遠に骨の嵐ループから抜け出せないと思った。

断末魔も捨て台詞も無く消えてしまう大江ノ捨丸…。捨丸だけに、せめてなんか言って…あんなに時を共に過ごしたのに寂しいじゃん…。

路考
大江ノ捨丸…おれはお前のつらさとかよくわかんないけど…
路考
でもお前が着てる衣装、似合ってるよ!おれが保障する!綺麗だ!
路考
じゃーな!

二子家系恒例(になりつつある)大ボスへのコメント。

ボス戦終了と同時に7月が終了。
長期戦だったもんなあ。はやく帰ろう。
帰りたくなったよ〜君が待つ家に〜。

入りたい気持ちは山々だけど、風呂は後でな。

よく頑張ったよ本当に。

浅葱ほどブレブレ解釈だった子もいないなってくらい、初期と後期で印象が違います。

初期は浅葱のことを弱気で泣き虫な子だと思ってました。
転機は青磁の父である小豆の死期が近づいたこと。
浅葱はそれまで小豆の進言を丸パクリしたり、当主を差し置いて小豆にばかり有寿ノ宝鏡を向けていたりと、かなり懐いておりました。
まあ逆に言えば、オリジナリティの無い男だったんですよね。

ですが、初めて三人で出陣したのが夏の選考試合。
千種と青磁が攻撃を外しまくる中、毒が回っているにも関わらず、踊り屋に全て攻撃を命中させて倒しちゃったんですよね。どんな境遇になろうと踏ん張りで勝つ、強い男なんだと思いました。

それでちょうど装備してたのが片葉ノ剣だったので、当時の当主・千種の片腕となっていればいいなあ、と考えたんです。

浅葱は別に才能があるわけではない…というより劣等生です。その上、属性武器も持たないので大ダメージも期待出来ません。そして盾としても脆い。
でも必死に努力していました。

だってまさか、浅葱が円子を覚えるとは思わなかった。

青磁と浅葱の素質点の差は約7倍です。千種とは約6倍差。青磁が指輪で己の素質を操作して覚えた円子を、浅葱は普通に努力して覚えた。
あれには驚きました。7倍努力したんだろうなあ…。
浅葱が思っている以上に、青磁は驚いたと思うよ。そして嬉しかったと思う。

そして浅葱はなんと三回も指導者になってるんですよね!
路考に一回、竜胆に二回訓練をつけています。
弱かった自分を乗り越えたからこそ教えられることが多くあったのではと思います。
浅葱ほど成長を感じる子はいなかった。
そしてこの遺言。

初めはちょっとイメージと違う…と思いました。ですが、「己と戦えなくなったら〜」のくだりは己の人生を総括、「さっさと消えるだけ」というのは、小豆や千種を倣って後腐れないようにこの言葉を選んだのかなと思いました。

もしくは最期にちょっとカッコつけたかっただけ。

うん、これだな。

「夢・船旅」の男だぞ。夢見がち男だから、最後はかっこよく決めたいと思っていてもおかしくない。

浅葱は他人を信じる才能に長けていた。だから成長出来たのではないでしょうか。おそらく一族の中で一番前向きになったのでは?
そう考えると、こんな世の中で確かでもない光を信じていられる浅葱の強さが凄い。流石の心の水の高さ。

戦闘も回復特化だからこそ出来る立ち回りがあったと思う。
スイッチャー剣士、カッコいいと思います。

最終的に戦勝点は千種を越えられたし、従者による主人越えを果たせたから良かった。

二人はいわゆる格式ばった主従関係ではありません。
それは従兄弟同士のごっこ遊びのような「主従」だったかもしれない。

初めての選考試合で他の参加チームの主従を見て、「カッコいいなあ」と思った浅葱がそれを真似っこしただけかもしれない。千種はその遊びに乗っただけかもしれない。

だけどそんなごっこ遊びだとしても、浅葱は最期まで片葉ノ剣を手放さなかった。
千種の死後は片葉ノ剣よりも強い、源太の剣に持ち替えても良かったのにね。

千種が当主の時は忠心が一度も下がらなかった浅葱。主が死してなお続く、これが彼なりの忠義なんでしょう。
浅葱は誰よりも純粋で愚直な男なのだから。

漫画:剣士の心