前回までのあらすじ。

大江山で心が折れた。
一族にとっては最悪のお正月です。


だがイツ花ちゃんたちは感謝感激して下さる。
毎日衣食住を共にしているイツ花ちゃん。近くて遠い存在です。今の一族には眩しすぎる。
一応私の妄想とゲーム本編のストーリーとの擦り合わせをします。
長いので飛ばす人はこちらから本題へジャンプ。
そんな思いで最期を飾った青磁くん。
補完漫画にて「京を救う」と豪語していました。

しかし此度の事件により、青磁は完全に虚言者となりました。
そんな嘘つきの青磁が京の民衆から針のむしろにされることは明白。
ただ一時の希望とはいえ、青磁の言葉が力を持っていたことも事実。
期待が裏切られたが故に、敵意を抱かれるのです。
では、そもそも何故青磁は目立つ行為をしたのか。

「人の記憶の中に居座る」ために、己を貶めるような発言をするのか?
まして彼はプライドが高く計算高い。
何かメリットがあるはず。
だから「青磁に敵意が集中して一番得をする人は誰か」を考えると…それは紛れもなく、柿や路考、竜胆なんですよね。
大江山後の柿たちは、本来向けられていたであろう京の人々の敵意から護られることになります。

青磁が一族の「シンボル」として「壁」になってくれているから。
大江山でへこんだ柿たちにとって、故郷にも居づらくなることは相当つらいはず。
頭の良い青磁。色んな可能性のうちから最悪の結果として、この現状を想定していたとすれば?

元々優しさがわかりづらい男です。
自分に敵意を集中させることで、柿たちを護ってやろうとしたのでは?
そして青磁は見事、「”誰か”の記憶の中に永遠に生き続けること」を成し遂げたのです。ワ-イ


青磁の遺言は、紛れもなく彼の「本心」。
どう受け取るかは聞き手次第。
最終的に身内をも欺いた挙句、汚れ役になったかと思いきや、自分の信念を貫き通した。
これだけが事実です。
青磁には悪意くらいが丁度いい。
捻くれ者の青磁に取り込まれた悪意。
それは彼の中で捻り曲がった善意となり、やがて他者へ還されてゆくのでしょう。
以上、辻褄合わせ終了です。
大江山後、整合性にかなり悩みました。ですが、こういう波乱要素があると楽しいですね。

さて、今月よりハシバミが戦闘可能になりましたが戦う意欲が出てこなかったので交神をします。リズムに乗るぜ!

ちょうど路考がいい感じのお年頃なので。今月お誕生日の男。大人の階段登ってるのに、おめでとうと言っていいものかどうか…。
路考なあ……

顔がいいなあ……。
多分前世は周瑜だったと思う(?)
そんな路考の交神相手をどうするか。
交神・路考

神様図鑑〜〜〜〜!
新たに解放された神々たちのご尊顔を拝見しようではないか!
しばらくバミによるボジョレー・カミサマ紹介になるので飛ばす方はこちら。
〜女神様編〜

ここ10年で最高・万珠院紅子ちゃん


豊かな美と程よいロリが調和した姉妹(?)・上諏訪竜穂ちゃん&下諏訪竜実ちゃん

過去にグレートバンギャと言われた春野鈴女ちゃんを思い起こさせます・芭蕉天蘭子ちゃん
とりあえず、交神可能な女神様はここまで。
ちなみに私が目をつけていた110年ぶりの当たり神・ト玉の壱与ちゃんは高嶺の花でした。
〜男神様編〜

近年にない上物・虚空坊岩鼻

これまでで一番強くかつ攻撃的な神・不動泰山

まろやかで濃厚。近年まれに見る餅の出来で過去10年間でトップクラス・餅乃花大吉

今も語り継がれる源太やお輪に近い存在・石猿田衛門

エレガントで男と女のバランスがとれた上品な味わい・嘗祭り露彦

民族色が強く中々の出来栄え・梵ピン将軍
男神様はここまでが交神可能…って路考は男なので関係ないんですけどね。
でもこの方も見て欲しくって。




「ここ10年で最高」の異名を持つ万珠院紅子様です。
理由を説明します。
①路考のステータス

路考はバランス良く強いと思います。というか最近は強い弱いの基準が分からなくなってきました。もうみんな強くない?

なので、歴代勇姿録を見て考えます。

これは心の値。
路考は満遍なくランクインしてるので、一番安定して周りを見れる人だと思います。叱責もすれば、褒めたりもするし、目敏いところもある。
同世代の柿。心の水以外はトップという意地っ張りで情緒不安定な心の持ち主。
竜胆はコワモテな顔とは裏腹に心の水と土のみ高いという、いっそ怖いくらい善良な菩薩。
そら間に挟まれた路考くんはまともになりますわ。

そんな路考は技もやはり火だけ欠落しています。進言に雷電や土々呂を推すことが多いので、己の適性もしっかり分かった上で行動していることが伺えますね。
ここまでで何となく路考は四世代目の中では参謀タイプ…というかサポートタイプなのかなあと思いました。

これ、体の値。防御力無し。
だが、すばしっこい!フットワークが軽い!
今までだって宝物への反応の速さは随一だったし、進言の提出も素早かったしなあ。
腕力が一番低くて体力は中間というところも、「あ〜確かに」って感じがします。

バンバン術を使いたいタイプだろうから、技力も高い方なんですよ。
好きなものが明確なだから、やりたいことも明確なんですよね。

順調に武功も上げている路考。
行動力と着眼点が鋭く場の空気をリードできる人だけれども少し踏ん張りに欠ける。
そんな彼が望むこと。
みんなと一緒に冒険したい。
新しいものや綺麗なものが好きな彼らしい。
そのために、まずはくら〜い雰囲気のお屋敷を変えよう。だからこそ天界に向かう。
単騎で天界へ乗り込もうとしている路考くんの弱い部分は、紅子様に補ってもらうことにしましょう。
②素質点

現状の素質番付がこうです。竜胆が凄すぎて草。
路考≒柿の素質なので、竜胆が抜きん出ているんですよね。三家系目、天才の系譜だから…。
浅葱の件もあるので素質が全てというわけでもないと思いますが、まあ素質はあるに越したことはない。
これから先が続くというのなら、路考にもある程度強めのお子を残してもらわねば。
それは彼も十分承知の助。
紅子様は奉納点一万を超える神様なので、期待十分です!
③カン!
カンなら仕方ない。
路考、自分が交神をするなんて考えてもいなかっただろうな。
呪いが解けたら人と恋をして、普通に暮らすつもりでいたんじゃないか。
でもそれは泡沫の夢。
「当主の柿が塞ぎ込んでいる今、自分がなんとかしなきゃ」という使命感に駆られ、路考は天界へと向かうのです。
次世代の子どもへの罪悪感を抱きながら。

だからせめてちゃんと好きになれる神様の元へ行って、生まれる子どものことはちゃんと愛してあげよう…と思っているんでしょう。
それで天界に行って、自分の母親のお雫様に元気を貰いに行くんだ。父親である浅葱の話も聞くんだ。

路考と紅子様、良いと思います。オシャレさん同士で。
そして朱点童子の解放で、人生の明暗が分かれた二人でもある。
この紅子様の彼岸花っぽい柄の衣装も良いですね。
彼岸花の花言葉は「情熱」「諦め」「転生」「悲しい思い出」…今の路考にピッタリ。
こういう下心を持ちながらも、囚われの間オシャレもできなかった紅子様を不憫に思い、めいっぱい綺麗にしてあげる路考いいじゃん(いいじゃん)
でもやっぱり考え込んじゃって、無意識的に紅子様の髪を三つ編みだらけにしてしまうかもしれない。
そんな路考に「あなたの三つ編みのお手並みは分かりましたわ」と、くすくすと笑いながら言う紅子様…。

よ、良………。世界、うつくしすぎる。想い寄せ合ってくれ。後生だから。

言うて「交神」は分かるようでわからないんですけどね。「どうやったら子供が出来るの?」とかいう幼稚園児みたいな質問をしてしまう。
「じゃ セレブレーションファックしよか」「了解」の世界観だったらどうしよう。爆笑する。
ここが俺屍のCEROレートを決定づける重要ポイントだったのか?それは存じ上げておりませんでした。
結局交神とは何なのか。
それは一族と神様の二人だけの秘密にしておきます。
彼らが何をしているのか分からないこと。
彼らだけの世界があること。
それはシルエットだけが映る、カーテン裏のキス並みにそそられるものがある。
なんだ、少女漫画じゃないか。
漫画:当主ノ指輪