髪斬り抜刀編

1025年5月 交神・杏

先月ゲットした黄色武器、全て福効果付き武器ですよ!
紅蓮の祠は最高だな………扇の指南は………?

ここは景気付けに麦でも賭けるか。この賭けをしてるのは多分相思でしょうね。
亡き孔雀様や木枯とともに訪れた相場屋さんで思い出に浸るのだ…。

髪討伐も残り3体になったんだよ、って。ようやく折り返し地点です。

今月は杏さんがお誕生日なので、髪討伐はお休みして交神を行います。
はやいなあ。もう一歳になっちゃったよ。髪7本斬り、ちゃんと杏時代に達成できるといいが…。

このキョウという人、七代目当主なんですが、彼について説明しようとすると、本気で静匁木一族の歴史を全部洗い出すことになると思います。何というか、彼は一族の集大成的なところがある。

交神・杏

杏さんの企業理念を紹介します。
「一族を存続させ、裏切り者の朱点童子への復讐を果たす」

これです。
杏さんが朱点童子を恨む理由は二つ。

①無常に家族へ死をもたらす呪いが許せない

②一族に友好的な態度を示しておいて裏切った行為が許せない

だから朱点童子をぶっ飛ばして、呪いを解きたい!!!!
めちゃくちゃわかりやすい!!!

この「朱点童子を恨む」という言葉、言うのは簡単ですが、実際は大変難しく途方も無い。

現に杏さんは一歳を迎え、既に呪いによる寿命が近づいているところです。
自分の代で悲願達成することは、まず不可能です。
これまでの一族同様、呪いが解けずに死ぬ運命を受け入れるしかありません。
杏に限らず、一族みんな自分の「生」を認めることに必死です。

杏さんの第1許せないポイントですね。
そんなことを僕の家族に強要するな、というところか。

閉じた世界に一族だけが生きているのならまだしも、どうしても「京」という町に住む以上、イツ花ちゃんが側でお世話してくれている以上、この短命は異常だと認めざるを得ません。

とはいえ、「朱点童子をぶっ飛ばして、呪いを解きたい!!!!」と考えた人たちは過去にもいることにはいました。
大江山討伐世代の柿、路考、竜胆ですね。

「あの時のガキ」の子孫が、神から拝領した衣装と遺伝子を元に再び舞い戻ってきました。

また、柿たちは大江山の朱点童子を討って一族の呪いを解くと同時に、黄川人くんを朱点童子から救おうとしていました。
黄川人くんは外界の主要情報を教えてくれる唯一の人でした。

黄川人くんも一族と同じく呪われてしまった人で、しかも家族がいないときた。
かわいそうじゃないですか。
姉を探していると言うじゃないですか。探そうではないですか。

今まで助けてくれた分、お返ししたくなりませんか?

最悪の形で助けてしまったよ…………。

しかも今まで朱点童子討伐のため協力してくれていた神様は、黄川人くん=朱点童子だと知ってたんですよ?
こんなの生涯の笑い者ですよ。尊厳なんて何もないですよ。酷いですよ。許せないですよ。

第2の杏さん’s 許せないポイントですね。
朱点童子だけでなく、天界も気に入らないと思っているはずです。特に太照天昼子様と太照天夕子様。

凄惨さ、残虐さ、我が身の不甲斐なさを感じていただろう過去の一族を想う度に、杏さんの決意は固くなり、打倒朱点童子の為に歩を進めようとします。熱いぞお!

この心自慢一覧を見ても、杏が頑固で猪突猛進な我が道を往くタイプだとわかる。心水は成長止まったし、ランクインは無理ですね。
大江山世代の竜胆が心水部門にまだランクインしているのも、いろんな意味でヤバイですが。

そんな杏さんの明確な欠点と言えば、過去と未来を重んじるあまり、現在を疎かにしていることですね。

亡くなった一族やこれから先の呪いを解くであろう一族に想いを馳せているので、いま一緒にいる相思、海松、アヤメへのフォローがぞんざいです。

アヤメの忠心が100なのも、「杏くんに歯向かおうなんてとんでもない。そんな怖いことはしない」って意味だったら可哀想すぎる。

目的のためならば、他人を傷つけても許されるのか?
だからみるみるが「カミサマ気取りをやめろ」って言うんだ。
杏さんとしては「そんなつもりはない」と思っていそうですが。むしろ「一緒にするな」と。

そんな杏にとって唯一のネックが相思です。

友達であり兄のような相思は、杏の理解者となるはずの人でした。それを期待していたから、杏は継承刀にまつわる秘密を相思と共有しました。

※継承刀にまつわる秘密=大江山世代の竜胆の記憶が刀に宿っていること。一族史よりも情報量が圧倒的に多い。(詳細漫画→リフレイン

まあ相思は朱点童子への復讐心を燃やすどころか、同情しちゃったんですけど。相思は両親が大好きだから、両親を亡くし、痛めつけられた黄川人くんの思想と行動に共感します。

杏としては「そうじゃないだろう」と思うわけですよ。
一緒に復讐心を燃やしてくれると思ったのに。

自分の思い通りにいかなかった杏は、「じゃあ相思はいらない!」と拗ねていたのですが、杏のことを一番知っているのも相思なので、深層心理では杏の方が相思に縋っていたのでしょう。

そのせいか、二ツ髪戦で「相思が野分で何処かへ吹っ飛ばされた」という事実に動揺してバフ切れを起こし、結果的に部隊を窮地に陥らせ、みるみるに負担をかけました。

ここでみるみるが二ツ髪に決勝点を与えていなければ、全滅もあった。

「一族を存続させ、裏切り者の朱点童子への復讐を果たす」という杏の理念の前提条件、「一族の存続」を壊してしまうところだったんですよね。

そこでようやく、己の甘さを認識した杏は「いかなる時も正常な采配をしなくてはならない己に情は不要」と判断します。あらゆる情を相翼院に捨ててきました。

杏の人生の目的は「相思に己の行動を理解してもらうこと」ではなく、「朱点童子への復讐を果たすこと。そのために髪を倒しきる。」ことだと再確認します。

杏は勝利優先の采配を心がけるため、一族ひとりひとりを顧みない印象はありますが、ちゃんとみんなの実力を認めています。

特にみるみる、アヤメへの仕打ちは酷いですが、それは「強い彼女たちを上手く使う=彼女たちの命を守ることができる」という思考から来ています。

戦に乗り気ではないアヤメを前に出すことは、アヤメにとっては怖いことかもしれません。
ですが彼女は強いので彼女が頑張って戦ってくれれば、アヤメを含めたみんなを危機に陥らせることは少なくなるはずなんですよね。攻撃が最大の防御というか。

みるみるの奥義も同じ。奥義進言のタイミングこそ杏の希望と噛み合わないものの、威力は文句なしです。みるみるは戦いが好きというのもあって進言が前のめりですが、そこは杏がうまく導いて、彼女の力を最も発揮できるような土壌を作っていこうとしています。

とまあ杏は彼なりに自分の好きな家族を、一族を守っているつもりなのです。
必要最小限の被害で最大の結果を出そうと努力しているのです。

要は器用だけど不器用なんですよね。
元々の杏さんは何かと格好つかない、ただの少年なので………。

当主着任時にオネショをバラされるわ、

相思と並んで何度も混乱するわ(最終的に放置された)

赤い火が宿るまでの時間の使い方が下手くそすぎるわ…これは私のせいです……。
杏さん自身、人に隠したくなる程にはしょうもない自分を知っています。

あと技部門番付を見てもわかるんですが、杏さんは頭良さそうな立ち振る舞いをしているけれども、実際そこまで頭は良くありません。技風でかろうじてランクインしているくらい。

それはそうと、まだ大江山前に亡くなった青磁が二部門でランクインしているので、いっそいつまでランクインできるか挑戦してもらいたい(死んでます)

頭の良さというか、術センス・戦センスは木枯みるみる親子が素晴らしいんですよね。
二人とも術に関して言えば、こちらが気づかされる時もあるくらい、的確なものを進言する場合が多いです。

杏は同世代の女子たちより素質が一回り低いですし、その辺は仕方ないのかもしれませんが。
力量はみるみるとアヤメが近しくて、見た目は杏とみるみるが近しいのは何かトライアングル感あって面白い。

杏は生まれた時代が今でなければ…いっそ剣士で継承刀を継いでいなければ、もっと違う性格をしていたんだろうなあ。

技部門からっきしで体部門そうなめってもう脳筋じゃん。

杏はバミと孔雀様の血を継いでいるんですよ。血筋的に合わないことをしようとしているようにも見える。

立場、時代、環境が今の「キョウ」を作り上げ、当主として祀り上げているんでしょうね。

誰にどう思われようとも、「与一」の使命は一族の存続と呪いからの解放だと、復讐だと思っているから。

それが己の役目だと杏さんが思っている限り、こんな調子は続きます。
「杏」さんは「京」さんでもあるのだ。「京」の恨みは「杏」が晴らすのだ。

そんなこんなで、過去の一族の屍の上にキョウは立っています。

激情を携えた裏切り者の朱点童子への復讐心や、合理的判断で一族を利用する神様への反抗心を持つ杏。

そりゃ特注剣も今から発注しようとしたら、こんな強気なお値段にもなります。18万て。

だけど杏は、朱点童子とも神様とも似ている。
激情的な復讐を遂行するために、合理的な思考で仲間を使っているわけですから。

「自分」を捨てた結果、自分が最も嫌う鬼や神に似てしまった人……それが杏さんです。

長くなったな〜〜。
交神のお相手として、この方はいかがでしょう。

九尾吊りお紺様です。
お紺様は貧しい中懸命に生きていたのに、旦那の裏切りによって自らの手で人生の幕を閉じています。

そういうところが、杏さんの心に響くのではないかと思っていました。
おそらく杏さんが好きになれるお相手………。

杏が最も求めているものは、「自分を理解してくれる人」だと思います。
だから、似た境遇の神に理解を求めようとするんでしょうね。傷の舐め合いと言われようが構わん!

杏さんは黄川人くんやお業さんを許せませんが、お紺様のことはそうでもないと思います。
お紺様…いわば運命に巻き込まれた被害者みたいなところあるし……。

彼女は意図的に朱点童子を支援した訳ではなかったですしね。
宿敵の育て親でもあるお紺さんに、情報を聞けるかもしれません。

杏さんの特徴も、油揚げでコンコンしてますし、見た目的にもお似合いではないでしょうか。

この「好物:油揚げ」もね、初代の第二子の朱と一緒なんですよね。
彼女は「”朱”点童子を表す自分の名前が嫌い」っていう設定があったんですけど、そういう鬼嫌いなところ含めて杏は似てしまったんだなあ。同じ剣士ですしね。

それでは、行って参ります。
よろしくお願い申し上げる。

太照天夕子殿。

「情は相翼院に捨ててきた」
杏さんが好きになれるのはお紺様ですが、杏さんは一族の存亡を第一に考えるわけですから、お紺様は選ばないかなって……。

杏が生まれた時は「絶対にお紺様と交神してもらう」って決めてたのになあ〜。人生何が起こるかわからない。

本当は覇者らしく、太照天昼子様に交神をお願いしたい気持ちもあったのですが……。
今一歩、最高神の手には及ばなかったので、最初に一族に手を差し伸べてくださった夕子様を選びます。

まあ杏さんは昼子様も夕子様も許してないんだけど。

夕子様がうまく杏へ力添えしてくだされば、かなり強い子が生まれるはずなんです!
心水・技火土・体火土に難ありなので、上手く噛み合いさえすれば最強の子が生まれるはず……!

次の当主でクリアをキメたい……!

初代「与一」の名を継いだ剣士が、7年の時を経て再び夕子様の前に立つ。
今度は己の意志で、彼女の力を授かろうとする。

素晴らしい台詞。
杏さんにピッタリ。

夕子様と昼子様って一緒に暮らしてるのかな?
それなら、昼子様も「どれどれ」と野次馬根性で見に来そうじゃない?
で、あまりにキリキリしている杏さんを見て、交神相手の夕子様も昼子様も「なんか思ったより修羅ってる〜!」と思いそう。

そして同じく、「良い感じに育ってますね」とも思いそう。
精神も身体も。もう少しですネ。

いやーすごい集まりだな………。
なんかいいムードじゃん!そうか?