髪斬り地獄編

1026年2月 出陣・地獄巡り

やったぞー!アヤメの奥義をクルミが習得しました!

すごい…。
アヤメ…教える才能があるとしか言いようがない……。

杏は以前、江戸に訓練をつけていました。アヤメほどは期待できないけれど、そこそこやってくれるはず。

おみそれいたしました。
なんで?杏とミナトの相性がいいのか?

黙々と地獄巡りの書を読む杏。終わりが近いことを察します。

しかしこの健康度では新ダンジョンへ出陣することは難しい。
でも良いのです。杏は己が地獄巡り討伐に参加出来ないことを憂いてはいない。

むしろ、こっちの方がやりたいんだと思う。ミナトの訓練結果を見てそう思いました。

杏や先代たちの想いを継いだ一族が現れ、いつかきっと朱点童子を倒し、呪いを解く…。そんな未来がみえたのではないでしょうか。明けない夜はないのだ、と。

ミナトからのご指名で、みるみるは彼の先生になります。
首飾り補正もあるとはいえ、この技水999は心惹かれますよね。

そうなると、今月の出陣はこう。
先月の大筒士&踊り屋の出撃よりは安心できます。

そういえば、アヤメが卑弥呼という素敵な術を覚えそうです。今月は首飾りで補正して卑弥呼の習得を目指してもらいましょう。

みるみるは七転爆を習得できそう。江戸と併せられたら強そうですね。

江戸に回復の期待をするな。でも白鏡なら行けそう!

江戸は来月には当主に着任しています。
そうなると当主ノ指輪を外すことはできないため、装備品での強化が出来ません。

技水の成長値が終わっている江戸にとって、今月は白鏡習得のラストチャンス…!
何としても覚えてもらいましょう。

それはそうと、江戸が石猿を習得していました。梵ピンと石猿の両方を使える一族は江戸だけ!凄い!

じゃあ写真撮ろうぜ!(?)

先月の雪祭りで雪だるまにハマったクルミ&ミナト。アヤメ母さんと一緒に屋敷前に雪だるまを作っていそう。これがその成果です。限度を知らない。

そしてこの写真の並びがね、めちゃくちゃいいんですよね…。

杏とみるみる、みるみるとアヤメが隣り合わせ。杏と折り合いがうまくいっていない江戸が一番彼から遠い。ミナトとはうまくいっていたから隣。

Q.ちなみに写真を撮ったのはいつぶりですか?

A.孔雀様当主、紫陽花死去、杏誕生の月ぶりです。

杏当主次代は一枚も撮ってなかったんだなあ…。
まさに修羅の時代だった。写真撮ってる場合じゃねえ!という感じ。

出陣前に思い立った江戸、古扇日の丸から与太の舞に持ち替えます。
今月は地獄調査なので、自分の能力開発を優先した次第です。

隊長はアヤメで行ってまいります!

これは女壊し屋が可愛すぎて走り回っている図。
大丈夫なんだろうか、こんな調子で。

出陣・地獄巡り

やったあ!赤い火だ!これは奥まで突っ込みたいところ!

早速アヤメがレベルアップ。

このタイミングで?!クルミへの奥義継承…出来なかったな…。

台風江戸号の次はアヤメ大地震と来た。災害コンビじゃないか。

賽の河原へやってきました。今回はお宝を差し出すことにします。

おばば何ほしい?
私たち結構いいもの持ってるんだよね。

七光ノ御玉はダメだよ!
これは一族のへその緒的なものですからね!(へその緒を持ち歩くな)

さっき入手した阿曽ノ長刀にします。レア武器なので満足してくれるでしょうか。

メ○カリで売られそう。

今月は氷雪針地獄にします!
火属性ダウンの地形効果ダンジョンだと踏んでいたため、江戸はわざわざ与太の舞を装備してきたってわけですよ!準備はOK!

首と体が長いのが氷雪針……。
ミミズか蛇?大穴で麒麟。

ちょっと待って!地形効果ダンジョンじゃなかった!古扇日の丸を取りにいったん家に帰らせて!頼む!!

ショックすぎて何も考えずに走っていたら、「ズギッズギッ」って音がするんですよね。よく見たら針を踏んでいたようです。

危ねえよ!よく無事だったな…。普通の人なら死んでいた。

こんなところで一族の特異性を見るとは思わなかったな……。

大江山で見た。

懐かしい。スロットも敵の編成も似ていますね。やっぱり大江山はラストダンジョンだったんじゃないですか〜〜〜!

こういう「クリア前」をフラッシュバックさせる演出、最高に心を抉るので良いですね…。千種たちの最後の大江山出陣を思い出してしまったよ……。

既に死にかけの鬼がいる。何わろてんねん。大飛出しというみたいです。成仏させなきゃ。
生前は当たり屋だったのかな。

銀の穴というところに来ました。氷雪針地獄、めちゃくちゃ短い!

ここにボスがいるみたいです。赤い火はここで使うべきか?
でも今月は二人出撃ですし…先月おばば達に苦戦したので今回は撤退します。

それより道中の敵に「太照天」という名の術の巻物を持った鬼がいたんですよね。
それが欲しい!だって江戸は夕子様の子で、昼子様に舞を教えてもらったという設定だから!!

江戸も太照天の神様たちが好きなんだ!美人だしな!

赤い火に突入し、鶴姫の鎧を手に入れました。

姫鶴の鎧を着るアヤメ…良………。魔切り姫様の子も、ついに姫様になってしまったな……。

なんか違うんだよな〜。

常夜見?!ヤバイこいつ!

江戸は常夜見を避けていましたがこれはヤバイ。
天ノ羽槌+高火力のアヤメが混乱したら一発で終わる。低体力踊り屋の江戸がアヤメに殺される!!

引波のお守りで逃亡しました。

太照天くれよ〜!

アヤメ大地震が敵全員への奥義とのことなのでやってみます。

マントルが割れるーーーー!

凄い奥義だったね……。アヤメには絶対混乱して欲しくないね……。

江戸の火こそ最強で最高の美というステータスの上がり具合が良い。

夕子様も昼子様も火神ですもんね。

ちょくちょく大照天を持つ鬼には当たるのにスロットが止まらない!
ああ〜〜夕子様〜〜昼子様〜〜〜!

太照天夕子
太照天夕子
江戸、嘆いてはなりません
江戸
江戸
その声は母さん!どうやって声を……
太照天夕子
太照天夕子
それよりも、地獄に苦戦しているようですね…
江戸
江戸
太照天が取れねーんだよ。あと常夜見!怖すぎンだろ!死ぬぜ!
太照天夕子
太照天夕子
まあ!それは大変
江戸
江戸
もう今回はこの辺でいいんじゃないか?まだまだ時間はあるんだし
太照天昼子
太照天昼子
ここで引き下がるのですか?正直ガッカリしちゃいました
江戸
江戸
その声は昼子先生…!
太照天昼子
太照天昼子
私の弟子を名乗るのなら、もっとバーンとォ!!行っちゃいましょう
江戸
江戸
せ、センセ〜〜!

いっちょやったろかい!

アトラクション?へえ、デートかよ。朱点童子も気が利きますね。

長〜〜!捨丸が失くした背骨かなってくらい長い!

殺意の高い歯をしている。刃だけに(ドッ)

大百足というらしいです。サソリかと思いました。

まずは石猿で防御を強化!

今月ずっと江戸はアヤメに鏡の進言を出しているんですよね。

ステータスを見ても、アヤメは強いからなあ。

ここは鏡を使ってアヤメを写していこう!

それだけはやめてくれーーーーー!!!!!

アヤメが混乱した……(絶望)

必死で手番をもぎ取った江戸…!えらい…えらい…!

もちろん神仙水です。

会心のアヤメの単撃で500か。それでも江戸に当たったら一発で落ちるんだろうな………。これ…挑まない方が良かった……?

この戦いにおいての真の脅威はムカデじゃない……混乱したアヤメだーー!!

アヤメ
アヤメ
常夜見…危険だね。頑張って耐えなきゃ…私が混乱しちゃったら…
江戸
江戸
でもまあ耐えるぞ、と思って耐えられるもんでもねェ
江戸
江戸
オレ避けんの得意だからいざとなったら避けるし、何ならオレの熱い抱擁で混乱したアヤメの動きを止めて……
アヤメ
アヤメ
トキ様………
江戸
江戸
ちょ、待った!トキ様を呼ぶな!話がややこしくなる!
江戸
江戸
ま、まあまあそんな感じでよろしく!
アヤメ
アヤメ
ふふ……うん、生きて帰ろうね
江戸
江戸
おー
江戸
江戸
クソッ!アヤメがここでオレを…仲間を万が一にでも死なせちまったら、ずっと自分を責めちまうだろ!
江戸
江戸
まずは落ち着け。ここでオレが慌てたりしてアヤメに変な緊張をかけるのだけは避けてえな…。
江戸
江戸
絶対生き延びてやる…!アヤメの力に頼らずにこのムカデを倒す方法を考えろ…!

パッと思い浮かぶ江戸の大技といえば奥義。ですがこの奥義、吹き飛ばしなんですよね…。野分大好きっ子なだけある。今は使えない。

アヤメを封じられた今、くららで敵の動きを止めるしか思い浮かばない。

正直アヤメさえいればどんなボスも難なく突破できると思っていたので非常に厳しい。アヤメの混乱を警戒すると、梵ピンを使うことも出来ない。

究極的に言うと、梵ピンを使おうが使わなかろうが、混乱したアヤメに攻撃されれば江戸は一撃で沈むと思います。

ただ、梵ピンが百足の常夜見を誘発させそうで怖いんですよ…!石猿すら怖い…!

渾身のくららを回避されてしまったよ〜〜。

赤地獄とかしちゃう系百足〜??毎回回復しないと駄目なやつだ…。

絶対にどちらかは回復の手を取らなければならないとなると、手が狭まってきますね…。

通常攻撃のアヤメは200ダメージ程…梵ピンによる強化は出来ないのでこの火力で戦ってもらうしかない……嘘だろ……敵の体力はどれくらいあるんだ……?

次の赤地獄を江戸が回避していました。回避が得意というだけある!

七天爆はどうだろうか。江戸のイチ押しらしいのですが…。

火祭りなしで240はいいんじゃないのか?!これは七天爆ありだぞ!

回復しては赤地獄、回復しては赤地獄の図。なかなか攻撃できない…!
その後、大百足から通常攻撃が飛んできて…

これです。ウワーーー!江戸ーーーーー!!!

しなってしてる!しなってしてる!水をあげなきゃ……!

復活した江戸がまた七天爆を挙げていた。

七天爆戦法で行くために今は火祭り。そしてアヤメが百足から受けた通常攻撃分のダメージを回復します。

あれ、進言が七転爆から鳳招来になってしまった。こちらの方がいいのだろうか。使ってみます。

七天爆決定。

アヤメがムカデからの通常攻撃を受けていますが、ここは突撃します。
アヤメが二連撃を出せば、七天爆と同じくらいのダメージは出せるんだよなあ。二連撃がでる保証はどこにもないのがネックか……。

次のターンで回復を。技水もそこそこ高いので、江戸が回復するよりもいいと思う。しかも攻撃は通常攻撃だから、技力の使いすぎを考えなくていい。

そして七天爆!

不動明を避けている!いいぞ!

アヤメは脳潰しで眠らせに行く戦法を取りに行きます。それで眠らせられるんだからアヤメはすごい。

今のうちに火祭りを積もう!これで赤地獄のダメージも緩和できるはず!

そして江戸からアヤメに申し立てが。光無し!これはあり!かしこいかよ〜!

江戸に七天爆を撃ってもらって、アヤメに光無しをしてもらいましょうか。

ここまで淡々と文章を書いていますが、実際はかなり焦っていました。
術一覧から光無しの文字を見つけられず、何周もぐるぐるしていたくらいです。落ち着いて。

それで、ようやく光無しの術式を思い出したアヤメはこう思いました。

アヤメ
アヤメ
もし光無しで術を止めたら…今度はあの刃で襲ってくる。江戸くんにとって危険なのは、赤地獄よりもむしろあの刃……。
アヤメ
アヤメ
江戸くん…相手に常夜見を使わせないつもりなんだ…わたし、気遣われてたのね……
アヤメ
アヤメ
でも、わたしが混乱しないようにって言うのなら、光無しよりも眠らせた方がいいよね。そうしたらあの刃だって止められるもの。
アヤメ
アヤメ
だったらわたしは、これで行くの…!
アヤメ
アヤメ
嘘、眠らない…!
アヤメ
アヤメ
ごめんなさい、江戸くん…!もうムカデさんに眠りの耐性がついちゃったのかも……!
江戸
江戸
だとしてもアイツは確実に消耗してるはずだぜ
江戸
江戸
オレの好きな言葉!虚仮の一念!
江戸
江戸
馬鹿の一つ覚えと言われようとも、オレは七天爆で行くぜ!

アヤメが七転爆を使えたら併せられるのに〜!

アヤメ
アヤメ
なんで私はこんな時に七天爆を使えないの…!
江戸
江戸
ヒュゥ!スッゲー威力!

また燃やそうとするでしょ〜〜〜。

虚仮の一念!七天爆!

あっ!

やったーーーーー!勝てた!勝てた!!

アヤメが混乱した時はどうなることかと思いましたが、無事に勝利を収められて嬉しいです!

次からはちゃんと古扇日の丸を持ってきます……あと二人出撃の出陣先は選びます……。

いや〜めっちゃ頑張った。この戦果、家で待つ四人に報告しなければ。

ムカデに勝ってきたぞ!

ムカデに勝ったんだって!めちゃくちゃデケェやつ!
太照天という名の巻物を持っていた!あんたの交神相手だ!
そうだ!地獄に看板があった!朱点童子がいた!

杏が気を引きそうな話題を持ちかけても、もう引き止めることは出来ないのか……。

当主交代の時ですね………。

地獄のムカデも太照天も朱点童子でもダメなんだ。人の身ってこんなに呆気ないんだ。天界で太照天夕子様と太照天昼子様の元にいた時には感じなかった「時間」という感覚を、全身で感じている江戸。

速さが取り柄だったのに今はもう動くこともままならない杏…。床に伏せながら江戸の手を取って、彼の指に鉄の輪を通らせるんだろうなあ。
「君が必ず帰ってくると信じて、ここで待っていたんだよ」と言いながら。

勝手に託すな。

杏が死ぬのか?
絶対嘘だ、こんなの……。

この短命、受け入れられない!!!!
いや、1歳9ヶ月は静匁木一族でもトップクラスに長生きですけどね…。普通の人間と比べて、あまりにも寿命が短すぎる現実を改めて感じてしまった……。

何、何を語ればいいの……。とりあえず杏という人の歴史を辿ります。

  • 「朱点童子をぶっ飛ばして呪いを解きたい」という復讐心
  • 一族の命を軽視する鬼や神と同じ裏切り行為を自分も行ってしまった

この二つが杏の人生の肝でした。

杏を一言で言い表すと「軍人」です。
目的遂行のために心を殺し、組織の司令塔となって責務を果たそうとする。有事の際は僕を真っ先に切り捨てて構わない、と思っています。

これだけ聞くと冷徹なのですが、その背景には家族と故郷を誰よりも愛する心があります。

こんなに守ること躊躇がないのは、トップクラスの防御を誇った孔雀様と「守ってやる」と交神の際に孔雀様に言ってくださった鎮守ノ福郎太様の遺伝子の影響が大きいと思います。

奥義を開発するなど、着々と力をつけていく幼少期。朱点童子の首に手をかけるまでの道のりを作ることを考え始めます。

この辺りから杏の推理パートが始まります。一族の出自、神の成り立ち、朱点童子誕生秘話………。

孔雀様と木枯の主従を見てきた杏は「木枯のような絶対的な味方が欲しいな」と思っていた節はあると思います。「相思がそんな存在になってくれたら…」という期待はなくはなかったはず。

ですが相思は杏とは異なる思想の持ち主。お業さんの話を聞き、朱点童子の過去に同情します。
一方杏は、自分たちを翻弄させる強大なものを一層許せなくなりました。

そして髪討伐開始です。長い戦いの幕開けです。そして杏の人生も修羅モードに入りました。

杏が自分の人生を修羅にさせたのって、杏に伝える力がないせいなんですよね。戦い方の指示は出しますが、「何故こうするのか」という理由を伝えない。

どれもこれも杏が心の水が低いから……というのはさておき、メタで言うと髪が強すぎて一族を労わる余裕がなかったからです。

一族の勝利&被害最小限。
これを考慮していると、どうしても他の一族への扱いが酷くなります。

それでも成し遂げたかった。髪を全て斬るということを。
それが「一族を守る」に一番適した行動だと思ったから。

「己の計略が髪に通用する」、「僕が考えた通りにみんなが動けば、一族の未来と家族の両方を守ることができる」
そう思えたことは、杏にとって何にも変えがたい重要な経験だったんでしょうね。

さらなる高みを目指して、ついに太照天夕子様と交神します。

もうどうしても一矢報いたかったんでしょうね。遥かな存在に。

でも悲しいことに。一族のためと思えば思うほどに、行動すればするほどに杏の心は死んでいき、杏の元から人が離れていきました。

みんなの忠心がね…本当に安定しなかった。家には名品がなかった。戦いのための道具しかなかった。

見かねた相思がもう一度杏に接触してくれました。

髪討伐後の紅蓮の祠に行く必要なんてないのに、相思最後の出撃なのに、杏の「子供に踊り屋になって欲しい」という願いを叶える為の出撃をしました。

先の短い相思と関わりながら、杏は自分のこれまでの行いを振り返ります。そうすると、自分が「復讐」以外何にもない、空っぽな人間だと気づいてしまったのです。

守りたい、復讐したい一心で行動してきたのに、肝心の守るべきものを傷つけている。

でも、これは僕にしか出来ないことだから。誰からも分かってもらえずともいいんだ。

僕はただ守りたいだけなんだ、家族を。

そんな杏の本質を理解してくれたかのような遺言を、相思が残してくれました。
こんな環境だったのに、相思は「もう一度この家に生まれたい」と言ってくれて。

杏は今までの自分を恥じるし詫びるし、後悔しか起こりませんよ。

それで、「相思にもう一度会いたい」と願ってしまい……杏の人生最大のミスを犯します。相思を氏神にしました。

杏、抜け殻期です。

相思を思うなら人として死なせてあげるべきだった。それを自己都合で神に祀りあげ、永遠の命を与えるなんて。一族の命をなんだと思っているんだ……、ってそれ杏がずっと神や朱点童子抱いていた感情ーーッ!

その後の氷ノ皇子戦は散々でした。寝てる間に全て終わっていた。

もう自分には何にも出来ません。と思っていたら、相思の娘であるアヤメが「一人で戦わないで」と杏に語りかけます。

実際、あと2本で髪討伐完了というところまで来ていました。いくらアヤメやみるみるが強くても、一人で髪に勝つことは出来ない。杏の力だって必要です。

確変期です。

朱点童子からとんでもない情報、「悲願を達成した後、一族は始末されるかもしれない」という可能性を提示されました。

杏に再び「一族を絶対に守る」という闘志が生まれます。今度は一人ではなく、みんなの力を借りながら。

そしてついに7本の髪を討ち果たし、己に課せられた使命を全うしたとでもいうかのように健康度が下がり始めます。

晩年は一族初の双子ちゃんの両方を指導します。一人一人に杏の持つ知識・経験・心を預けていったのだと思います。

壮絶な人生を送ってきた杏。
彼は最期に何を語るのだろう。当主の指輪を息子の江戸に託し、もう当主ではなくなった杏が残す言葉………。

言えよ!!!!!!

遺言で願いを言った相思に応えることが出来なかったことを引きずっているのかな………。本当に、ずっとずっと後悔し続けたんだろうなあ。
自分には報われる資格はない、そう思って生きていたんだろうなあ。

最後の最後まで、秘密主義なところは変わらなかったということか……。

誰かを守る、そのために生きてきた杏。もうその使命に縛られることはないというのに。

 

氏神………!!

みるみるやアヤメと比べると能力的に劣る面があったので無いかもと思っていたのですが、素質アリだったんですね。

獅子王様!鳥の子が獅子になった!
この名前めちゃくちゃいいですね……。

「獅子」というと孤高で強く鋭く道を切り開くをイメージがあります。修羅の道を歩んできた杏にピッタリ。見た目も獅子っぽいし。

「獅子王」は戦乱時の国王の異名や、平安時代に打たれた刀の名前でもあります。剣士だった杏にとってはこれ以上ないほど素晴らしい氏神名だと思いました。

それはさておき、神になるかどうか決めるのは残された一族です。

イツ花ちゃんは杏を大層評価してくれているみたい。これは「氏神になれ」という言葉だと思いますが……、

杏のワガママってなんだ。杏の願いってなんだ。当主じゃない、ただの”杏”の望みって何なんだ。
教えてよ…言わなきゃわからないよ……。

杏の望み願い……やりたいこと……一族を維持し呪いを解く礎を築く、それ以外でやり残したこと………

双子は何か聞いていた?
江戸は勘付いていた?
アヤメは感じ取っていた?
みるみるは………。

うん、みるみるが決めていいよ。みるみるが「キョウのワガママはこれだ」と思ったことを杏の願いということにします。

みるみるが思う、「杏の願い」とは。

「相思に謝りたい。僕の過ちを許してほしい。」

それが真意かどうかわからないけれど、みるみるが出した答えがこれなんだよな。
みるみるは天界や神様が好きではないけれど、それでも杏が好きだから杏を送り出すんだよな。良いんだな、それで。

少しの願いを混ぜて、杏を氏神にします。
相思いや、西海様。もうすぐ杏が獅子王様となってそちらへ向かいます。

杏、相思に会ったら泣いちゃうかもね。
みるみるも泣いていると思う。閉ざされた彼の心を開くのも、暗闇の底から彼を引き上げるのも、私ではない。

今はもう遠く離れてしまったあの人。
それは確かに初恋でした。